◇新潟日報「幸せフィナーレへ」(15)=10月31日付=

今回は、家族関係図の具体的な書き方をご紹介します。

まず、家族関係図の書き方には、「こうしなければいけない」という決まりは特にありません。ご自身が見やすいように自由に書いていただいて結構です。

ポイントは3つあります。①世代は高さを揃える。ご自身と兄弟姉妹、ご自身と配偶者など同じ世代の人々は同じ段にそろえて書きます。

②夫婦は二重線で結ぶ。男女の並びは、左右どちらでもかまいません。

③親と子は一本線で結び、子が複数いる場合は、年長順になるように並べる。なお、実親と実子は実線でつなぎます。養親と養子は点線でつなぎます。兄弟姉妹、子どもなどを表記する場合は、いづれも男女の区別なく、出生順で配置していきます。

以上のポイントを踏まえて、日本一有名な家族、「サザエさんの磯野家」を例に家族関係図を作ってみました。言葉で説明するより具体的で分かりやすいですね。

次回は片付けについて書く予定です。

 一般社団法人「はまなす」(新潟市中央区)理事・谷内田真実