先週は福島三春の滝桜を観に行ってきました。残念ながらちょっと散りかけではありましたが、満開ならさぞ迫力あるだろうと感動しました(^o^)

さて、平成27年に大改正された相続税。色々話題ではありますが、実際のところあまり知られていない税金でもあります。漠然と「死んだらかかる税金」程度の認識なのではないでしょうか?実のところ、相続税を全く知らない税理士もいるくらいです(>_<)

相続税は「死」を起因として起こる財産の無償移転(ただで財産の所有権が移る)に着目して課税される税金です。「あれ?じゃあ、死ぬ前に無償移転=贈与すれば相続税はかからないんじゃ?」となります。ご名答!となるのですが、これを放置するわけにはいかないので作られた税金が「贈与税」となります。贈与税は常に相続税とセットで考えられる税目であり、「相続税の補完税」とも言われています。

相続税の節税は生前に行うのが最も効果があります。つまり、贈与税を如何に知り、利用できるかが節税のキモとなるわけです。

ここで知っておかねばならないのが、色々ある贈与税の制度の中には「景気刺激」を目的に作られたもののあるため、全てが節税につながるわけはないということです。特に金融機関が勧めてくる一部の贈与税の制度については要注意です。しっかりとした知識をつけましょう!